財務諸表

このサイトでは会計を、お金や物の流れをお金を単位として記録し、報告し、意思決定に役立てる事と定義して、会計を記録する事報告する事意思決定に役立てる事の観点から学んでいます。

先のコンテンツである会計のルールでは、報告するためのルール(規則)が色々ある事を学びました。このコンテンツでは、報告するためのルールに基づき作成される報告書の代表的な存在である財務諸表(ざいむしょひょう)について学んでいきます。

 

財務諸表とは

財務諸表(Financial Statement)は、法律により作成が義務付けられており、企業にとっての通信簿(通知表)的な報告書です。財務諸表には"諸表"という通り、いくつかの報告書がありますが、財務諸表の中心となるのは、貸借対照表(Balance Sheet)と損益計算書(Income Statement/Profit & Loss)です。

法律により作成が義務付けられていますので、財務諸表は財務会計の範囲に入り、会社法と金融証券取引法の両方で要請されている書類です。

会社法(会社計算規則)で要請されている財務諸表

会社法で要請されている財務諸表(計算書類)には”貸借対照表”、”損益計算書”、”株主資本等変動計算書”、”個別注記表”、”事業報告”及び”附属明細書”の6つがあります。

事業報告

金融商品取引法(財務諸表(等)規則)で要請されている財務諸表

金融商品取引法で要請されている財務諸表には”貸借対照表”、”損益計算書”、”株主資本等変動計算書”、”キャッシュ・フロー計算書”、”附属明細表”の5つがあります。